Red Ribbon week [学校]

先週一週間は子供の学校で 「Red Ribbon week」 が
行われていました。
これはタバコとか麻薬とか、そういうものには手を出さないで
健康な生活を送りましょう、というような趣旨らしいです。
(たぶん。めんどうなので、ちゃんと読んでない)

ただ”悪いことはしちゃいかん!”と、偉い人のお話で終わらないのが
日本の学校と違うところです。
月曜から金曜まで、子供達が楽しみながら理解できるよう、ユニークな
工夫がされていました。

月曜:学校に警察官が来て、3-6年の子供達にお話をしてくれました。
火曜:”ドラッグに背を向けろ”ということで、服を前後逆に着る。
水曜:”ドラッグじゃない、もっと大切なものを持とうよ”
    お気に入りのぬいぐるみを持って登校。
木曜:”ドラッグにはチームを組んで対抗だ”
    スポーツジャージを着て登校。
金曜:”赤を着よう”
    シンボルカラーの赤い服を着て登校。

s_10月 106.jpg
金曜日の、ともみのクラス(1,2年生)の様子です。
中央の赤いマントを着ているのが、先生です。

それぞれの日にくじ引きがあって、本や自転車の鍵などが景品として
用意されていました。

ちょっとユーモアがあって、やりたくない人はやらなくてもいい。
アメリカらしくて、おおらかです。

ここデイビスは、大学の町だけあって公立学校の教育レベルは高いです。
聞くところによると、7割の子供の両親の、少なくともどちらか一方は修士以上を持って
いるとか。
デイビス市民の半数は大学に関わる仕事をしているらしいですから、
子供の教育には関心が高く、お金を出す余裕もあるようです。

でも全米規模でみると、公立校の現状は、決して良いものでは
ないようです。
思春期になって、子供達が道を誤まらないよう、学校ぐるみで取り組む
この行事。実はとても大きな意義があるのかもしれません。

ドラッグが前面に出てくるところに、アメリカの一面を感じてしまいました。



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