パジャマデー [学校]

小学校は終わってしまいましたが、学校ネタを一つ。

6月最初の金曜日は「パジャマデー」でした。
うわさには聞いたことがあったけれど、本当にありました。
パジャマで学校に行く日です。
「へんな頭をしてくる日」なんてのもあったし、かなりこの手の
行事にも慣れました。


ともみは前日からノリノリです。
朝起きてきて最初の第一声は、「あ~、今日は着替えなくていい
から楽チンだ~」でした。

お気に入りの、スポンジボブのパジャマで登校です。
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しほは、さすがにちょっと恥ずかしかったらしく、普段着で
行きました。高学年になると、パジャマで来ている子は少なかった
みたいです。
着てくるかどうかは、もうそのクラスのテンションの上がり具合かも
しれません(笑)。ともみのクラスでは前日から子供たちは
おおはしゃぎだったらしく、ほとんどの子がパジャマで来てました。

それで何をするかって?

別に何も。いつも通り勉強して、ランチを食べて帰ります。
目的なんて、そんなものあるのかな?実はあったりして。
冗談なのか、大真面目なのか、なんだかよく分からない行事が
多いです。

ともみはこの日、ピアノのレッスンだったんですけど、「近いから
いいよね」と、パジャマのまま行きました。
私なんかより、ずっとアメリカンナイズされてるともみです。
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小学校も終わっちゃいました [学校]

子供達の学校がとうとう先週の木曜日、11日で終わってしまいました。
初めて子供達を送っていった日はあんなに不安だったのに、
一年(実際には9ヶ月ちょっとか)が経つのは、なんて早いん
でしょう。
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子供達、最後の登校です。

それにしても、学校が終わることで、こんなに忙しくなろうとは・・・。

お友達に渡すための、日本の連絡先を入れた小さなプレゼントや、
退職する先生へのカードの準備から始まり、急遽うちですることになって
しまった、グッバイパーティ(このあたりでは、なぜか去っていくほうが会を
催すのが普通。なんで?)の準備などなど。

グッバイパーティだって、日本にいたときは、全然頑張らない母で、
子供のお誕生会なんて人を呼んでやったこともなかったけれど、子供達が
せっかく仲良くなった友達と会うこともなくなってしまうかと思うと、なんだか
かわいそうな気がして、ついやることにしてしまいました。
(たんに仲良しのお友達を呼んで、遊ぶだけだけど、それでもなにかと
めんどくさい・・・)
当の子供達は想像力が未熟なのか、意外と平気なんですけど。
そんなこんなで、今週もまだバタバタしています。

さて今年度最後の学校の日は、どのクラスもパーティをしてました。
みんなでピザを食べたり、クラフトを作ったり。しほのクラスはみんなで
机の上を泡だらけにして大掃除をして、とても楽しかったそうです。
ともみのクラスでは教室の前の芝生で、アイスを食べたりクッキーを
食べたりみんなで楽しみました。先生が退職されるので、お母さん
たちで記念品を渡したり、一緒に写真を撮ったりと30分あまりを
過ごして、なんとなく解散です。
そう、いつも思うのだけど、こちらはなんでもゆる~い感じです。
全校揃っての集会も、校長先生のお話もありませんでした。

その後子供達と校内を回って写真をたくさん撮りました。
二人とも一年間よく頑張ったな~。
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しほの教室が見えます。

オフィスに行って、教頭先生と写真を撮りました。
ESLの先生とも写真を撮りました。
ランチのときいつも見回りをしている先生とも写真を撮りました。
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アメリカを去るための準備が始まって、なんだかさみしい気がします。
帰りの飛行機のチケットも先日やっと取りました。8月31日です。
あと3ヶ月もありません。

来週になったら、少しこのバタバタも落ち着くかなと思います。6月に
なってパジャマデーもあったり、ソノマにもドライブしたし、ロスにもまた
行ったし、忘れないうちに書いていけるといいなと思います。



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小学校のお祭り [学校]

今日は小学校のSpling Fling Carnival and Auction。
年に一度のお祭りと聞いていて、
「へぇ~日本と同じようなことやるんだ」と思って家族で出かけてきました。
12時スタートで3時半までの予定です。

1時近くになって出かけたので、中庭はすでに大勢の人で賑わって
いました。横浜の小学校でも、毎年秋にお祭りをやるので、ちょっと雰囲気は
似ています。でも、ぐるっと構内を一周してみたら・・・、

やっぱり違う!おもしろい!

グラウンドにはこんな大型遊具が4つも並んでるし、
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中庭にはカラーヘアスプレーで髪に色をつけてくれるコーナーが。
日本の小学校じゃありえない!
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こちらはフェイスペインティングのコーナー。後ろでは大学の
バンドがノリノリで演奏してます。
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ともみが書いてもらったのはアヒル。
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この他にも、ボランティアのお母さん達のゲームコーナーが
あちこちにあります。

うちは8ドルでゲームし放題のリストバンドを買ったので、子供達は
どれでも自由にゲームが楽しめます。
ともみは仲良しのアリアナを見つけて、水の流れる滑り台へ直行
しました。

最初はゲームに乗り気でなかったしほも、途中で仲良しのソフィーを
見つけたので、一緒に遊具に走っていきました。
楽しそうに遊んでいるしほを見て、ちょっとほっとしました。

友達二人と一緒のしほ。ソフィーは一番左端。実は三人とも滑り台で
びしょ濡れです。
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彼女はクラスは別だけど、しほが最近いつも一緒に遊んでいる友達です。
今日は自分で「一緒にゲームしない?」と誘えました。えらい、えらい。

子供達が遊びに夢中になっている間に、私は主人とお目当ての
サイレントオークション会場に出かけました。
まず受付で登録して自分の番号をもらいます。会場内には、いろんな
商品がずらっと並んでます。
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商品はダウンタウンのピザ屋の商品券からパスタセットまで様々。
これらはすべてお店や保護者からの寄付で集めたものです。

なかにはこんな商品も。
「校長先生の駐車スペースを一ヶ月間使える権利」
いいなあ、このユーモアセンス。
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ユニークなのは先生達が出している商品。
「○○先生が家に来て、夜寝る前に本を二冊読んでくれる権利」とか、
「○○先生とピザを食べて、映画を見に行く権利」などなど。
こんな商品を眺めて歩くだけでも、楽しめました。

各商品の前にはこんな紙が置いてあって、表の一番上には
最低入札価格が書いてあります。
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自分の欲しい商品を見つけたら、そこに番号と金額を書いていって、
最終締切時間に一番高い金額をつけていた人が、その商品を
購入できます。

私も何かビットしようかな~と眺めていたけど、結構高い。
ん?10ドルの商品券に15ドルの入札価格が!なんで?

ちょっと魅力的な商品だと5ドル間隔で、どんどん価格があがっています。
みんな結構太っ腹だな~。

でも途中で分かりました。要するにこれは学校への寄付を含んだ買値
なんですね。
私みたいに損か得か、なんて商品を物色しちゃいけないんです。反省。
このお祭り自体が資金集めのイベントなんですね、きっと。

子供達はたっぷり遊んで、ぬいぐるみも手に入れて、お菓子も食べて
大満足の一日でした。
でも暑かった~。
予報では華氏100度(摂氏38度)を超えるっていってたけど、真夏のような
暑さでした。校内に木が多いのがなぜだか、本当によく分かりました。
日陰がありがた~い。

こんな行事も今回一回だけのチャンス。一年の滞在は、慣れたころに
帰国だから、ちょっと残念です。








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子供が問題を起こしたときは・・・ [学校]

いつものように、二時半前にともみを迎えに行くと、
教室の前で担任の Ms. A が私を見つけて手招きしてきた。

見ると、ともみのクラスのロズアナとアリアナが、ともみと一緒に先生の横に立っている。
「おかしい」
ロズアナとアリアナは犬猿の仲なのだ。

その隣ではアリアナのママが私を見て、苦笑い。
近寄ると、どうやら何かトラブルがあったらしい。もともとこの三人の間には
複雑な関係があって(といったって一年生なんだけど)、ロズアナはともみが大のお気に入り。
だけどアリアナとともみはとても仲良しでいつも一緒。
だから前から何度となく、ともみの取り合いをやっていて、ちょっと前には、ロズアナとアリアナが
" Fight (けんか。結構派手にやったらしい)したのよ " ・・・と、アリアナのお母さんが頭を抱えていた。

だけどロズアナも、そんなことで引き下がるような子じゃないところがすごい。
ともみにはほとんどストーカー状態で、朝も帰りもともみのところに来ると、
「トモ~ミ~」と走りよってきて、ガバっと抱きついてくる。
親愛の情が行き過ぎて、時にはともみの物を隠したり、他の子にも
はっきりものを言い過ぎて No! と言われたりと、ちょっとクラスの問題児
的な子なのである。クラスの手伝いに行ったときも、先生に注意されると、
「I know , I knoooooow !!! 」 (わかってる~!!!)って叫んでいたな。

でもタフで、結構愛嬌があって、私は嫌いじゃないんだけど。

そんなこんなで、今日もロズアナはともみとアリアナを追い掛け回し、
ついに先生もほうって置くわけにはいかなくなったらしい。

この先生の英語は、私いまだに良くわからないのだけど、「他の子にも
良くない影響がある」「誰だって尊重されなければならないからね」と
言っているあたりは、なんとか聞き取れた。そして、
「話合わなければならないわね。校長室に行きましょう」と、
言われてしまったのである。

そう、こちらでは殴り合いのけんかとか、何か担任の先生だけの手に負えない
問題になると、どうやら校長先生直々のお裁き?(それともお説教?)があるらしい。
うわさには聞いていたけど、ともみが校長室行きになるとは。

(へえ~、校長室かあ)と、内心面白がってしまう私。だって所詮一年しかいないし、
まさか退学ってわけじゃないだろうから、気楽なものだ。
それに比べて、さすがに英語のよく分からないともみにも、この状況は
まずいと理解できるらしく、えらく神妙な顔をしている。

アリアナのお母さんなどは、目がすでにウルウルしている。
最初の子供だし、学校に行きたくないと朝、教室の前で駄々をこねることもしょっちゅうで、
お母さんは苦労しているのだ。ちょっと同情してしまった。

後からきたロズアナのお母さんも合流して、さっそくオフィスの奥の校長室へ。
顔は知っていたけれど、校長先生と話すのは初めてだ。
でも、担任の Ms. A も校長先生もジョークを言いながら(でも全く理解できず)、
いたって明るい。

校長先生の前に並べられた三つの椅子に、それぞれ自分の子供を膝に乗せて
座る私たち。これから何の話が始まるんだろうと思ったら、まずは
校長先生がロズアナに色々質問し始めた。

速い。よく分からない。

色々問題のあった状況を尋ねて、どうやら理由を聞いているらしい。
こんなに大人たちのいる前でも、はっきり自己主張するロズアナ。

「この子は将来、大物になるわあ」と、妙に関心。

その後はともみに「時々はロズアナと遊んでいて、楽しいと思うことは
あるの?」と質問が。
かろうじて聞きとれたので、ともみに聞いてみると「 Yes 」。

それを聞いてうなずいた校長先生、今度は同じ質問をアリアナに。
それまでうじうじしていたのに、「 No ! 」ときっぱり。

まっ、そうだろな。

この後も、校長先生は一人一人に質問を繰り返し、言い分を聞き、最後に
ロズアナに話を始めた。
「あなたが誰かと一緒に遊びたいと思っても、相手が遊びたくないと言ったら、
あきらめなくてはいけません。他の子と遊ぶか、一人で遊ぶのよ。
だってそれは、その子の権利なのよ」。

おー権利かあ。さすがアメリカだ。権利だよ。

その後も担任の先生と、「三年生の子を担当にして、一緒に遊ばせようかしら」
などなど、(ロズアナの)対処法が二人の間で話し合われていたけれど、その辺りは
よく聞き取れず ???。

でも話し合いが終わると、私たち親には「ご家庭でももう一度話し合って
みてくださいね」というようなことを(たぶん)言われたのみ。

日本だと親と先生の話し合いになるのが普通なのに、へえ~こども
の言い分を直接聞くんだ~と、妙に新鮮だった。
それに日本だと絶対、お友達とは仲良くしなさい、とか言われるんだろうな。
そう言えば、こちらに来て先生とか他のお母さんとの話に
「尊重」とか「平等」とかって言葉が何回か出てきたっけ。

何がどうってわけじゃないけど、みょ~にアメリカを感じてしまった今日の
出来事。
ともみは怒られなかったし、すぐに立ち直ってたけど、アリアナの
お母さんは校長室に呼ばれてしまったこと自体がショックだったみたい。

ちょっと心配。
私の英語力では励ますなんてとても出来ないだろうけど、明日会ったら
声かけてみよう。
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カリフォルニアの小学校 [学校]

うちの子は上が4年生で、下が1年生。
下の子はこちらの分け方だと2年生になるらしいのですが、日本で春に
1年生になったばかりなので、1年生のクラスに入れてくれるようお願いしました。
こちらでは、希望して空きがあれば、学年を下げることが
出来ます。上げることは出来ませんが。

上の子も英語が全く出来ないので、学年を下げたかったのですが、
(学年が上がるほど、宿題が大変と聞いていたので)
3年生はもういっぱいとのことで、そのまま4年生のクラスに入りました。

9月前後は転入生も多く、希望の学年に空きがないと、遠くの学校へ
行かなければなりません。
幸いうちは8月に家の契約を済ませていたので、早めに申し込む
ことができました。

これからこちらに来られる、子供さんのいるご家庭は、まず近くの
小学校に空きがあるかどうかを確認してから、家を探さないと、毎日
遠くの学校へ車で送り迎え、なんてことになりかねません。
こちらは自転車で通学しても良いですが、小学校は、親の送り迎えが
必要です。

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学校前の道路。朝は送迎ラッシュです。水色かばんはしほです。

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ともみのクラスの様子です。

大きなテーブルを5,6人で使います。時には教室のまえに座って、みんなで
先生の話を聞くこともあります。
定員は20名。一人一人に目が届く人数です。
しほのクラスは、定員30名です。
こちらではMr.○○、Ms ○○ のクラスと呼ばれます。

お母さんたちがボランティアとして、教室に入ることもあります。
私も金曜日に一時間、登録しています。

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中庭の様子です。

デイビスは田舎なので、二階建て以上の建物は少なく、ここの小学校もすべて
平屋です。
全校で600人くらいいる、結構大きな学校なのですが、敷地が広く、こんな
平らな建物が広がっています。
しほの教室は、写真の左手にあります。

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遊具もあって、一部はアスファルトで、バスケットなどが出来るようになっています。
でも見えるでしょうか?
向こうにひろーい芝生のグランドが広がっています。

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オフィスの建物の壁に、子供達の作ったタイル画が飾ってあります。
「子供時代は旅だ。競争じゃない。」

初めて見たとき、胸にずんときました。
(自分の子育てをちょっと反省)

夏にNY州から越してきたケイティは、前の学校では雪が多いので、外に
出なくても他の教室に行けるように、すべてつながっていると言っていました。

都市部の学校では、教室に施錠するところもあるようです。
そういえば、横浜の小学校も、門は施錠していました。

この小学校は門も鍵もありません。アメリカも田舎は平和です。


*アメリカの公立学校のレベルは、こちらのHPでチェックすることが出来ます。
  デイビスはどこも評価が高く、問題ありません。
  http://www.greatschools.net/


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Red Ribbon week [学校]

先週一週間は子供の学校で 「Red Ribbon week」 が
行われていました。
これはタバコとか麻薬とか、そういうものには手を出さないで
健康な生活を送りましょう、というような趣旨らしいです。
(たぶん。めんどうなので、ちゃんと読んでない)

ただ”悪いことはしちゃいかん!”と、偉い人のお話で終わらないのが
日本の学校と違うところです。
月曜から金曜まで、子供達が楽しみながら理解できるよう、ユニークな
工夫がされていました。

月曜:学校に警察官が来て、3-6年の子供達にお話をしてくれました。
火曜:”ドラッグに背を向けろ”ということで、服を前後逆に着る。
水曜:”ドラッグじゃない、もっと大切なものを持とうよ”
    お気に入りのぬいぐるみを持って登校。
木曜:”ドラッグにはチームを組んで対抗だ”
    スポーツジャージを着て登校。
金曜:”赤を着よう”
    シンボルカラーの赤い服を着て登校。

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金曜日の、ともみのクラス(1,2年生)の様子です。
中央の赤いマントを着ているのが、先生です。

それぞれの日にくじ引きがあって、本や自転車の鍵などが景品として
用意されていました。

ちょっとユーモアがあって、やりたくない人はやらなくてもいい。
アメリカらしくて、おおらかです。

ここデイビスは、大学の町だけあって公立学校の教育レベルは高いです。
聞くところによると、7割の子供の両親の、少なくともどちらか一方は修士以上を持って
いるとか。
デイビス市民の半数は大学に関わる仕事をしているらしいですから、
子供の教育には関心が高く、お金を出す余裕もあるようです。

でも全米規模でみると、公立校の現状は、決して良いものでは
ないようです。
思春期になって、子供達が道を誤まらないよう、学校ぐるみで取り組む
この行事。実はとても大きな意義があるのかもしれません。

ドラッグが前面に出てくるところに、アメリカの一面を感じてしまいました。



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