旅行③グランドキャニオン&ザイオン国立公園 [旅行]

さてラスベガスを後にして、いよいよグランドキャニオンを目指しました。
ここはアメリカにいる間に、一度は行ってみたかったところです。

まず手前の町 Williams に一泊して、翌朝グランドキャニオンに向けて64号を北上しました。
私のイメージのグランドキャニオンは、”高い山の間にある深い谷”だったんですけど、
Williams からの道はこんな感じです。
totyuu.JPG
砂漠じゃなくて森なんだけど、山がありません。なんだか不思議でした。

そしてこんな森の道を一時間も走ると、グランドキャニオン国立公園に到着しました。
でも公園に入ってもまだ森なんです。観光ポイントの駐車場に入ってもまだ森。
そして、人が歩くほうへ一緒に行ってみると・・・

いきなり目の前の視界が開けました。うわぁーすごい。このすごさ、写真では伝え
きれません。
ba.JPG
しばらく無言で眺めてしまいました。本当にいきなり谷になってるんですね。
これもやっぱり、来て見て初めて分かったことです。

そうそう、ここでなんと!Tさん一家とバッタリ遭遇。なんという偶然でしょう。
そしてTさんたちと別れて次のポイントへ行ったら、今度はAさん一家が向こうから
歩いてくるじゃありませんかー(笑)。
ただただ驚くばかりでした。こんなところで会うなんて!こんな偶然ってあるんですねえ。

グランドキャニオンはとても広いんですが、観光できる部分は北側のノースリムと
南側のサウスリムの二ヶ所に限られています。
私達が行ったのはサウスリムですが、崖のふちに遊歩道が作られていて、子供
でも歩けるようになっていました。
aru.JPG

見てると怖くなります。崖の先に人がいます。あっ、柵はありますよ。
ko.JPG
双眼鏡で熱心に何か見ているともみ。谷のそこにあるトレイルや川が見える
んだそう。将来ここに来たことを覚えてるかなあ。忘れちゃうかもな。
tomo.JPG
こんな風にいきなり森が崖になってるんです。サウスリムの建物がふちに
建っているのが見えますか?
ha.JPG

この日はサウスリムに一泊して、翌朝朝日を見に行きました。日の出時刻は
6時2分。頑張って5時40分に起きて、化粧もせずに行ったのに、あいにく
この日は曇りでした。がっかり・・・。
でも日本人多かったですね~.
hi.JPG
あちらこちらで飛び交う日本語、日本語。どうやらツアーの団体さん
のようでした。やっぱり日本人ってご来光好き?なんですかね。

ともみとしほは眠いし寒いし「早く帰ろうよ~」。標高が高いので朝晩は冷えるんです。
mu.JPG

さてグランドキャニオンをしっかり満喫した後、キャニオンを半時計周りに迂回して
ザイオン国立公園を目指しました。
こちらのルートは南から来るのとは全く景色が違いました。ずっと砂漠が広がって
います。グランドキャニオンの外では、こんなミニキャニオンもたくさんありました。
よく見ると地面がぱっくり割れています。
ware.JPG
この辺りはインディアンの居留区になっていて、それらしき住居が途中にいくつも
ありましたが、決して裕福そうには見えず、アメリカにおけるインディアンの人々の立場を
考えさせられてしまいました。

走りに走って、ザイオン国立公園に着いたのはもう夕暮れ近くでした。
でもここは他ともまた違った岩の様子が見られました。
なんで自然にこんな風になるんだろう?ピンク色の岩がとてもおもしろかったです。
iri.JPG
pink.JPG
この日はなんとか公園外の Springdale に宿が取れたので一泊して、
翌日公園内のシャトルバスに乗って峡谷の奥まで行ってきました。
グランドキャニオンと違ってここは下から岩を見上げるかたちになります。
hare.JPG
uewo.JPG

午後はブライスキャニオンに行ってみたかったんですが、天気予報ではあちらは
大雪。標高がかなり高いんです。仕方ないのであきらめました。帰れなくなったら
しゃれになりません。

さーて、予定ではもう一泊のはずだったけど、どうするか・・・と、考えて、もしかしたら
帰れちゃうんじゃない?一気に!ということになりました。
そして・・・帰ってきてしまいました。
ザイオンからほとんどノンストップでデイビスまで。我が家へ帰り着いたのは夜中の2時でした。
ザイオンからデイビスまでは、ざっと計算して千キロちょっと。んー、日本より
バンバン高速飛ばせるし、渋滞もないし、道はひたすらまっすぐだし、距離の感覚が
違いますね。


車のメーターを見たら、今回の旅行で走った総距離数は2500マイル。キロじゃありません。
キロにすると4000キロです。長すぎてピンときません。
疲れるはずですね。

でも自然って本当にすごいですね。私が見たのはアメリカの国立公園のほんの一部
だけれど、気軽にこういうところに行けるのが、アメリカ生活の醍醐味のような気が
します。
こちらでの生活も残りわずか。あとどこに行けるかなあ。




nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 3

大阪のおじさん、おばさんです

しほちゃんは元気を取り戻しましたかな?
春休みに家族旅行が出来たことは、しほちゃんにとってよい気分転換になったことでしょうね。

アメリカの町や広大な風景、自然が生んだ造形物などを写真で紹介してもらっているので、関心を持って見せていただいています。

グランドキャニオンの渓谷はすごかったでしょうね。
渓谷の深さ、大きさ、広さなど、自然が造ったスケールに圧倒されるのでしょうね。
また、上から谷底を見るとその深さに足がすくむ思いだったでしょう。

アメリカでの生活は言葉や文化の違いでご苦労があるようですが、残り数ヶ月となったアメリカ生活を、苦労を上回る楽しみを見つけて十分エンジョイしてください。


by 大阪のおじさん、おばさんです (2009-04-26 10:15) 

satsuki

グランドキャニオン!行ってみたい場所の一つです。
いきなり目の前に現れてくるのね~。
帰国を前に、ラストスパートかけてますか?(笑)
この記事も、懐かしく見返す日がくると考えると
なんだか不思議ですね・・・。


by satsuki (2009-04-26 14:49) 

こりす

おじさん、おばさん、いつもコメントありがとうございます。
しほは元気でやってます。昨日はお友達に家に呼んでもらって、
楽しかったみたいです。
アメリカ観光は町もいいけど、やっぱり自然がすごいですね。
スケールが大きくて、地球ってすごいなあと感動します。

satsuki さん、おひさしぶりです(^^)
ラストスパートかけなくちゃ~(笑)グランドキャニオンはやっぱり行ってみたいですよね。ここはフランス語、ドイツ語、スペイン語・・・と世界中の後鳥羽が飛び交ってました。やっぱり有名なんですね。もちろん日本人もたくさんいましたよ。
帰国が近いというのに、増えた体重が一向に減りません。はぁ~。やっぱりいろんなものが、脂っこいのよね。帰ったら、ダイエットだわ。
by こりす (2009-04-27 02:02) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。