もう4月 [日常生活]

気がついたらもう4月。
前半に比べ後半の半年は、飛ぶように過ぎていきます。

もっとブログを更新しようと思いつつ、ついつい滞りがち。
写真を載せなきゃ気楽にできるんですけどね。ついつい載せたくなっちゃうん
です。

前回の更新から後どうしていたかというと、子供の春休みに合わせて
あちらこちらを放浪していました。
デスバレーにグランドキャニオンなどなど。
でも写真がおそろしく膨大なので、報告は後回しにして、とりあえず最近の出来事です。


こちらに来て半年以上過ぎているというのに、あまり外食をしていない
ということに、最近気がつきました。
せっかくだから、アメリカの味を楽しんで帰ろう!とは思うのですが、
子供連れで行くとなると、料金もバカになりません。
こちらでレストランに入ると、そんなに高くないと思っていても
15パーセントのチップを払うと、そうでもないんです。

デイビスにだってたくさんレストランがあるのというのに、もったいない!

そこで、主人と市内のランチめぐりをすることにしました。
夜だとちょっとお高い店でも、昼は意外と割安メニューがあるんです。

で、最初に行ったのが膳とろ。
まあ日本料理ですが、こちらの日本人の間で評判がいいので、とりあえずは
行ってみようと思って(^^)

主人が注文したのはこちら。カツどん。
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このメニューは多分ランチだけ。しっかりアメリカンサイズ。

私のはこちら。ランチセット。
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きれいでしょ~。
ここは日本人の方が料理してるとか。こんな繊細な盛り付け、久しぶりです。

味はとっても良かったです。日本のお店で食べるのと変わらなかったです。
でもね~、このランチめぐりの目的からは、おもいっきり外れてしまいました(笑)。
正統派日本料理でした。
店員さんも日本人で「ここはデイビスの日本人のたまり場なんです~」とのこと。
こんな場所があったなんて、知りませんでした。

このお店、先日の地元紙のアンケートで、日本料理部門の第3位でした。
2位のお店は行ったことがあるけど”なんちゃって寿司”レストラン。まあまずくは
ないんだけど、味噌汁がなぜか甘い。1位のお店は知ってるけど行ったことのない
お店。日本人の間でも噂に出ないとこなので、意外でした。
でも、絶対こっちの方がおいしいと思うんだけどな。
こんなところに、日本人とアメリカ人の好みの違いが表れてますね。


さて、昨日は水曜日だったので、夕方からファーマーズマーケットへ出かけました。
毎週土曜の午前中と水曜の夕方に開かれているこの市場、
水曜は冬の間お休みだったんですけど、春から再開しています。

新鮮野菜にパンにお花 etc...いろんなお店が並んでいて、眺めるだけでも
楽しいです。食べ物の屋台もたくさん出ているので、夕飯もついでに済ませて帰りました。
ここの屋台は市内のレストランが出しているので、いろいろな味を気楽に楽しめます。

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水曜日にはバンド演奏もあります。みんなシート持参です。

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レオタード姿で体操していたふたり。なんで(笑)。ジムの帰りかな?

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ともみは仲良しのマイカとマーヤンが来ていて、一緒に野球。
ここに来ると、たいてい誰かと会います。まあ、他に行くとこないんですけどね。

サマータイムになって、8時ごろまで明るいので、行動範囲が広がります。
いい季節です。

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しほの試練 [子供]

ずっと順調だったはずの、しほの学校生活が、このところ少し変わってしまいました。
一番の仲良しだったエレーナが、先月転校してしまったからです。

エレーナがいなくなってしばらくは、「他の子と遊んでるから大丈夫」と、
言っていたしほですが、最近なんとなく元気がありません。
クラスの子と仲が悪いわけではないけれど、英語が話せないしほは、
なかなか「それ以上の仲良し」には、なれないようなのです。

自分が4年生や5年生の頃を思い出してみると、友達との付き合い方も
低学年の頃とは変わってきた時期だったように思います。
1年生のともみの方は、最初の頃こそ「日本の方がいいなあ」と言っていましたが、
友達とお手紙交換したり、男女関係なくおにごっこで盛り上がったりと、
言葉を使わなくてもコミュニケーションをとる方法がたくさんあって、
たのしい学校生活を送っています。

でも、しほくらいの年になると、言葉によるコミュニケーションの割合が高くなって
くるようです。話の輪に入れないしほは、遠くで見ているしかありません。
「4年生以上での渡米は、子供の性格にもよるけど大変」と、話に聞いていましたが、
今になってそれを痛感しています。

しほはもともと、親も呆れるくらいの楽天家で、幼稚園でも小学校でも
友達作りに苦労したことがないような子でした。
アメリカに来てからも「日本より学校が楽しい」と、毎日元気で登校していました。
でも、それは今思えばエレーナのおかげだったのでしょう。
しほは、すっかり友達を作ることに自信を無くしてしまっているように見えます。

相手の言っていることが、なんとなく分かるくらいの英語力はついている
しほですが、まだまだ一対一で話が出来るほどの力はありません。
アメリカ人ばかりの教室で、どう話しかけていったらいいのか、分からないのも
無理はありません。

先日、しほが初めて「日本に帰りたいな」と言いました。
朝学校に送っていった後、そっと教室をのぞいてみると、ひとりぽつんと
机に座っているしほの姿が見えました。

しほの気持ちを思うと、いたたまれなくなります。
それでも学校へ行きたくないと決して言わないしほですが、
心の中はどうなのでしょう。
先日担任の先生に相談してきました。ESLの先生も少し気にかけて
下さっているようです。

あと2ヶ月ほどで夏休みになりますが、こんな気持ちのままアメリカを
離れるのでは、あまりにもかわいそうな気がします。
親として一体どうサポートしてやればいいのか、悩む毎日です。

春が短い [日常生活]

いま、うちの裏庭では藤の花が満開です。
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日本ではもうちょっと後に咲くんじゃなかったっけ?

この藤棚の下には椅子とテーブルがあって、こんな感じ。
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いい感じ~って思うでしょ?広い芝生の裏庭に、テラス。
アメリカならではの生活。
でもねえ、実は藤の花がどっさり落ちてくるんですよ。
おまけに、花に誘われてブンブンでっかいハチが毎日来るもんで、
子供達こわがって、裏で遊べません。現実はそんなもんかも。

右の方に洗濯物干しが下がってるし(笑)。
生活感まるだしですね。
そろそろ芝刈りもしなきゃ。

こっちは家の正面。
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古いけど(あちこちガタがきてる)そこは我慢。横浜じゃあ狭いマンション暮らしだし、
一戸建てに住むなんてきっとこの先ないだろうな。

雨の季節もやっと終わったと思っていたら、日に日に暑くなってきました。
日中は初夏の雰囲気。
もうすぐ夜中の12時だけど、室内は25度。外に出るとひんやりしてて気持ちいい。
でも朝方はちょっと冷えるんですよね。

あっという間に本格的な夏が来るんだろうな。

地元民の友人に「春が短いね」って言ったら「冬の次は夏よ」と、笑って即答されました。

ほんとにそうかも。

旅の思い出 [日常生活]

両親が帰ってから、もう一週間。両親のために、ちょっと写真の整理です。

サンフランシスコからデイビスへ向かうI-80.
「広いのう~」と、父。でももっと車線の多いとこもあるんだよ。
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ファーマーズマーケットのホットドック屋さん。この日はとっても
混んでいて、お兄さん忙しそうだったな。ここはパンがおいしくて好き。
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サクラメントの州議事堂。白くてきれい。
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シュワルツネッガー知事の部屋。中は見れないの。
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みんなで行ったレストラン。ビール工場が裏にあって、メニューにこんな試飲の
セットがある。おもしろいでしょ。
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ユバシティからの帰り道に立ち寄った小さなお店。確か99号と113号線が分かれる
辺りにあったと思う。
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果樹の花がいろいろ咲いていて、何の花か聞いたのだけど、店員さんがとっても
親切だった。パイを作ってたおばさんもいい人だったな。遠い日本からのお客さんが偶然
来てくれたなんてすごいわー!と、大感激。クッキーもおいしかった~。絶対また行こう。

デイビスのこんな公園のランチも楽しかった。
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ノバトからポイントレイズへのルートは花と牛の世界。
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ポイントレイズからの景色を見せれて目的達成。でも風がつよ~い。
ここは北米西海岸でもっとも風が強い場所なのだとか。納得。
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さすがに灯台へ降りるのはやめた。お父さん上がってこれなくなっちゃう。
1月に来たときは、この下で2時間半ねばって、クジラを3頭見たんだよ。
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帰りは1号線を通って101号へ。この奥はサンフランシスコ。
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サウサリートのハンバーガー屋さん。とってもおいしかった。
たまたま寄ったけど、実はガイドブックにも載ってる人気店だったらしい。
お昼時であっという間に人だかり。
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空港まで見送りに。お土産をたくさん持って帰国。カバンを一つ買ったもんね(笑)
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成田で貨物機事故があったり、ちょっと心配したけど無事関空へ到着。

あれから一週間。いい思い出になったかな。














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あ~あ、帰っちゃった [日常生活]

両親のデイビス滞在もあっという間に終わって、今日、サンフランシスコ空港へ見送りに
行ってきました。10日間はあっという間でした。人が帰ったあとって、さみしい
んですよね。

記録のためにも、ちゃんとブログを更新しようと思っていたのに、だめですね。
計画を立てて、毎日あちらこちらへ出かけていたので、とてもそんな余裕はありません
でした。
でも忘れてしまわないように、この10日間の内容をちょっと書き留めておきましょう。

13日(金)(縁起でもないわぁ・・・と最初心配)
主人とふたりサンフランシスコ空港へ出迎えに。出てくるまでに1時間くらいかかって、
心配しました。でもとっても元気そう。
デイビスまでの2時間あまりのドライブも、二人は初めて見る外国の風景に驚きの連続。
我が家に到着後も、疲れをものともせず、私のスーパーの買出しに着いてきました。

14日(土)
ファーマーズマーケットへ出かけてランチ。その後デイビス市内と大学内を少し案内しました。

15日(日)
午後から主人と子供達、両親とでサクラメント観光へ。(車が5人乗りなもので)
州議事堂やオールドサクラメントを見てきました。

16日(月)
隣町のウッドランドへ買い物に。母の好きな手芸屋さんや、大型スーパーをはしごしました。
何を見ても大きくてびっくり!な二人。

17日(火)
ハイウェイ5号を北上し、ユバシティ経由で、一般道を南下して戻ってきました。
田舎の風景を楽しみながらのドライブ。
途中で寄った小さなお店で、手作りのアップルパイを作っていたおばさん。
とっても親切で作業風景を見せてくれました。

18日(水)
午前中は近所のスーパーで買ったカリフォルニアロールの海苔巻きを持って公園へ。
大きな池のそばでのんびりとランチを楽しみました。
午後は学校から帰った子供達も連れて、113号線ドライブ。たくさんの風力発電用の風車を見に
行きました。緑の丘に延々広がる風車の風景は圧巻です。羊や牛がのんびり草を食べていて、
なんだか不思議な、日本では見られない風景です。

19日(木)
今日は今回の観光の目玉、ポイントレイズへのドライブです。
早起きしてお弁当を持ってGO!
何度も通ったことがある道とはいえ、私ひとりで両親を連れての長距離ドライブに、内心どきどき。
でも道を間違えることなく、無事到着。
ずーっと広がる緑の半島と長い一本道の風景は、私がどうしても見せたかったところ。
半島の先端から見たカリフォルニアの海岸線のスケールに、両親は圧倒されていました。
そして偶然クジラも目撃!ラッキー!
予想外に良かったのは、ノバトからポイントレイズへ抜ける山越えのルート。
一面の菜の花と緑の風景に、「アルプスの少女ハイジに出てきそうなあ」と感動する母と私。
(って、ここカリフォルニアですが)とにかくきれいでした。
帰りにソノマにも、ちょこっと寄り道して、ワイナリーで試飲もしてもらいました。

20日(金)
滞在もあとわずか。今日は荷物の整理と、お土産の買い物です。
時間が経つのは本当に早い。母が花壇の草取りをしてくれてました。ありがとう。

21日(土)
6人全員が乗れるレンタカーを借りて、サンフランシスコ観光です。
主人が空港近くの四つ星ホテルを予約してくれました。
日本と違い一部屋いくらのお値段なので、本当に割安です。(日本だと、一人で
ビジネスホテルに泊まるくらいのお値段)
心配していたお天気の方も、午前中は何とかもってくれて、
ダウンタウンにフィッシャーマンズワーフ、フォートポイントにサウサリートと、
主要な観光ポイントは抑えることができました。
岡山の田舎に住んでいる両親。近所の人でも知っている観光地に、ちょっとは
行っておかないとね。

私も今回初めて行ったサウサリートは、クラスのお母さん友達が景色もいいし
おすすめよ~と、言ってくれていたんだけど、本当に良かった!
街もおしゃれだし、対岸に見えるサンフランシスコの景色は最高だし、街歩きが楽しい。
嬉しそうにお店をのぞいて、お土産を選ぶ母の姿に、私も嬉しくなりました。
偶然見つけたハンバーガー屋さんも、おいしかった~。

22日(日)
あ~あ、もう帰ってしまう日です。
でもホテルがとてもきれいで、ゆっくりできました。
結婚すると、自分の両親のためだけお金を使うのは気がひけるけど、
今回は主人がいろいろ調べて計画してくれて、レンタカーを借りたりホテルを
予約してくれたりと手助けしてくれました。
改めて主人に感謝です。

空港の出国出口でセキュリティーチェックを通っていく両親を、姿が見えなく
なるまで見送りました。
夏には私達も帰国するから、年内にはまた会えるんだけど、
遠く離れてしまうと思うと、やっぱりちょっとさみしいです。


思えば大学入学を機に家を出て、気がついたら親と暮らした時間より、
その後の時間の方がずっと長くなっていました。
なかなか親孝行できないまま、ずっときたけれど、一緒に過ごした10日間、
少しは親孝行できたかな。
迷惑をかけて悪いなあと、二人はしきりに言っていたけれど、
私の子供時代は楽しい思い出ばかり。
二人がけんかせず、仲良く老後を過ごしてくれることを願うばかりです。
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両親のカリフォルニア訪問 [日常生活]

今日、日本から私の両親が遊びにやってきました。
13日の金曜日の夕方に関空を飛び立って、13日の昼前にサンフランシスコに
到着です。(深く考えると頭が混乱しそうですよね)

子供達を学校へ送ったあと、主人と二人でサンフランシスコ空港へ迎えに行って
きました。順調に行けば1時間半くらいなんですが、今朝はベイブリッジで事故が
あり、渋滞していました。橋が閉鎖されてなくて良かった~。

両親にとって、これが初の海外旅行。
一度はおいでよーの説得に始まり、パスポートの取得からネットでのチケット
購入等々、ここまでの道のりの長かったこと!
二人が家を出発してから飛行機に乗るまで、本当に無事に乗ってくれるかしらと
私も落ち着かずソワソワ。
もしかしたら広い関空で迷子になるんじゃないだろうかと・・・。

そんなこんなで今朝も早くから目が覚めてしまい、寝不足の中、車を飛ばして
空港へ向かいました。
でもまあ飛行機もなんとか到着。(ほっ)通関を通るのに一時間くらいかかってしまいましたが、
ふたりとも思ったより元気そうで一安心です。
長い道のりはとても刺激的だったらしく、いろいろ話してくれました。

きっと普段使っていない部分の脳を、目いっぱい活動させてきたに違いありません(笑)
ちょっと若返るかも。

我が家へ向かう車の中で、早々とカメラの充電が切れてしまった母は、
「飛行機に乗るまでにつまらんものをたくさん撮りすぎたからなあ」
とのこと。どんなに緊張しながらここまで来たんでしょうね。

私達にはすっかりなじみになってしまったカリフォルニアの風景も、二人にはとても新鮮
らしく、何を見ても嬉しそうです。
明日は土曜日。時差ぼけがあるから無理はできないけど、ダウンタウンくらいは
行けるかな。

たった一週間の滞在ですが、アメリカを満喫して帰ってくれたらなと思います。
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豊かな生活ってなんだろう [日常生活]

先週末からサマータイムが始まって、夜7時半くらいまで、明るくなりました。
(その代わり起きると暗いんですけどね)
昼間が長くなって、出かけるにはよい季節です。
以前は4月から始まっていたらしいのですが、経済効果を期待して、早くなった
そうです。

さて、ブログへのコメントで、こちらの人はそりとかパーティとか、大人がよく遊んで
うらやましい、というのをいただいて、あ~ほんとにそうだな、と思いました。

カーリンの家に二度パーティで行きましたが、ワイン片手に女性ばかり20人
ほどでおしゃべりを楽しむというものでした。それもお互い顔見知りってわけでもなく、
自己紹介しながらです。
パーティっていったって、普段着で(Tシャツに短パンの人もいたし)本当に気軽です。
日本でいうなら飲み会にあたるんでしょうか。
でも、もっと気軽で、おしゃべりを楽しむっていう雰囲気が強いような気がします。

これから日が長くなると公園でバーベキューする人も増えてくるし、高速を走る
キャンピングカーもよく見ます。
大学でもみんな夕方になるとさっさと帰るらしく(でも朝がとても早かったりするんですって)、
おかげでこちらに来てから、家族一緒に晩ご飯を食べれるようになりました。

こちらの人って、家のペンキ塗りも自分達でやっちゃうし、近所の家は夫婦で庭にデッキを作っているし、
ホームセンターはいつも大賑わい。なんだか楽しそうです。
こういう生活スタイルの差って何なんでしょうね。何を大切にするかっていう価値観の差なんで
しょうか。
確かに今のアメリカは色々大変なんだけど、でも生活の楽しみ方をみんなよく知ってるって
感じがして、そういう所はなんだかちょっとうらやましいです。




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英語ってつらい・・・ [英語]

先日、カーリン(しほの友達のエレーナのお母さん)から電話がかかってきました。
「パーティーをするから来れない?ダイスゲームをみんなでやるから楽しいわよ」

はぁ~(ため息)。

また誘われてしまった。
断る理由も特になく、かといって(バカバカ、ネイティブの英語づけなんて、なかなかないわよ。
それに異文化体験の絶好の機会でしょ!)と、完全に逃げのモードに入っている自分を
許せない自分もいたりして。

で、(仕方なく)行ってきました。無事3時間を終えたら「終わった~!」と、ものすごい開放感。
今回は(実は年末にも一回誘われて行ってきた)ゲームが主だったし、それをやってる
間は何言ってるかそれなりに分かったし、大丈夫だったんです。顔見知りも前より増えたし。

でもこちらの人って、本当に初対面でもにこやかに、そつなく会話を進める技術がうまい。
そんな輪の中で、必死で集中して返答してると、もう私の頭はオーバーヒートして
いまにも煙が出そうな状態。

これが集団の会話になってしまって、何の話をしてるか分からなくなってしまったとたん、
私の意識はぷわぷわと漂い始め・・・。

お願い、私に話をふらないでぇ~。

半年経ってもさっぱり英語が上達したと思えず、ネイティブとの会話に撃沈する日々。
アメリカに住んでるからって、勝手に英語は上手くはなりません。大人も子供も。

それでも確実に上達したと思える部分もわずかにあって、それは

”あいづち”

「へぇ~」「本当ですか?」「すごいですね」「いいですねえ」etc.・・・。(もちろん英語)
これだけは反応が早くなりました。
相手の話が半分も分からなくても、知らない人の輪の中で自分がすごーく小さく思えてても、
とりあえず平気なふりして、輪の端っこに加わる技術だけはあるんですよ。これが年の功って
やつですかね。ふぅ~。

おかげで帰り際に「毎月集まってやってるのよ。また誘うから」
ってカーリンに言われてしまいました。

ガーーーン!

ああ・・・せっかく終わったと思ったのに・・・。






レイクタホでそり遊び! [お出かけ]

先週末、レイクタホへ出かけてきました。目的はそり遊び!
といってもこの計画、実はお隣さんの提案なんです。

うちの右隣には、ロペスおばあちゃんがお孫さんと住んでいるんだけど、
左隣にはスティーブ一家が住んでます。
スティーブと奥さんと、同じ名前のちびスティーブ(4年生)の三人。
うちと同じ時期に越してきた彼らとは、顔をあわせる度に挨拶する仲だったのだけど、
もっぱら会うのはスティーブばかり。
だって昼間からせっせとガレージで動き回っているし、いつもペンキだらけの
服を着てウロウロしているし、今はせっせと花壇を作っているんです。

「仕事は行かへんのかな・・・」と、ちょっと疑問に思っていた私と主人。
それでもスティーブはとっても愛想が良くて、会うといつも声をかけてくれるんですが、
いつの間にか主人と彼の間で、冬になったらレイクタホに行こう!という、約束が
出来ていました。

「なんでそんな約束したん?車の中で話すことなんかないで~」と聞く私に、
「いや・・・いつの間にかそういう話になって、断れん雰囲気になって・・・」と、主人。
それでも約束は約束。あれよあれよと話はまとまって、とうとう先週末に
出かけてきました。

私達家族の、服も手袋も靴もぜーんぶスティーブが貸してくれて、おまけに車まで
出してくれて、朝10時くらいに出発しました。

一緒に行ったのは、私達4人とスティーブと奥さん。ちびスティーブは野球ですって。
ところがですね、レイクタホへ行く車中、いろんな事実が判明しました。
まず、一緒に行ったジェイミーは奥さんじゃなく、なんと彼女でした。
そのうち結婚するんだそう。
じゃあちびスティーブのお母さんは?というと別にいるらしい。
そして家には彼らの他にルームメイトの女性も住んでいるんだとか。
なんてアメリカン。
そう、アメリカ人って男女関係なくルームシェアってやつを、学生さんもよくやってるんですよね。
何もこのうちが特別ってわけじゃないんです。
アジア人には分からん世界だ・・・。

そして、スティーブの仕事はペンキ屋さんだということも判明。
そうだったのか~、ちゃんとお仕事してたんだ~と、頭の中でなぞの人物スティーブの
全貌がやっとはっきりして、おもいっきりすっきりしました。

そんなこんなの話をしながら、二人とも意外といい人で、英語に不慣れな私達にも
ちゃんと配慮してくれて、結構ドライブを楽しめたんですよ~。

そしてやってきたレイクタホ。
峠から見る景色はサイコー!(って写真ありません。ごめんなさい)
やっと、スティーブおすすめのそり遊びの場所に着きました。スキー場じゃないんですよ。
半分がスノーモービル乗り場。この右の奥がそりの遊び場になってます。
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一人10ドルでそりを借りて、さあ滑るぞー!
って、まずはこの坂を登るんですよね。リフトなんかありませ~ん。うっ、きつい。
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でも広くて結構急だったりする。山がきれいだー!
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この人がスティーブ。実はとってもいい人だった。
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この年になってそり遊びなんて・・・と思っているあなた。
デイビスにきたらぜひ行ってください。スキーは高いけど、そりは安い。
普通の服でも大丈夫そうだし、大人もみんなはじけてました。

ともみはスティーブと二人でコブにトライ。(っていうか、スティーブの作った雪山を
そりでジャンプするってやつ)手前にちらっと写っているのがジェイミー。
tomomi.JPG

行くぞー!
suberuyo.JPG

この後見事成功して、二人でハイタッチしてました。言葉は通じてないんですけどね。

二時間も滑ると十分満足しました。だって、そりは楽しいけど、坂はしんどいん
ですもん。
ここはアメリカ。言葉が上手く通じないからって、なんでも避けてちゃいけませんね。
思い切って行ってみて良かったです。
そりも楽しかったし、スティーブたちとも仲良くなれたし。本当に誘ってくれて
ありがとう!スティーブ!
今度はぜひうちにスシを食べに来てね。

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別れの季節 [日常生活]

こちらでせっかく知り合った方達が、何人か帰国されることになりました。
3月と8月は、移動のピークなのでしょうね。

おいしいものが大好きで楽しいNさん、若くてかわいいSさんも日本に帰って
しまいます。
「後に残る人の方が寂しいかもね~」と、Nさんが言っていましたが、
その通り。ちょっと寂しいです。

そういう私もデイビス滞在は、あと半年。
不安な気持ちでスタートしたアメリカ生活が、今楽しく送れているのも、
こちらで知り合った多くの友人のおかげです。

でもデイビスは、1~3年で帰ってしまう人の多い町です。ここにずっと住んで
いる日本人の方たちは、もっと寂しいかもしれないなと思います。


子供の小学校で、仲の良かった韓国人のお母さん友達も、最近二人
帰国してしまいました。
昨年末から「韓国はウォンが下がって、経済的に大変なの」と言っていましたが、
急に決まった帰国でした。
日本人の方の中でも、不況の影響で帰国が早まった方がいます。
来年度からご主人の会社の留学制度が廃止になった、という方もいます。

デイビスでの生活は平和ですが、こんなところに不況の影響を感じるとは
思ってもみませんでした。

それでも春は、新しい出会いの季節でもあります。
まだ雨は続いていますが、街の中に花が見られるようになってきました。
家の中に閉じこもっていないで、新しい知り合いを見つけに出ようと思います。
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