しほの新しい友達 [子供]

最近しほに、新しい友達が何人か出来ました。

仲良しのエレーナが転校して以来、なかなか親しい友達が出来なくて、
学校がつまらないと言っていたしほですが、最近他のクラスに
仲の良い友達が何人か出来て、休み時間はいつも一緒に遊んで
いるそうです。
その中の一人、ソフィーはお母さんと知り合いだったので、
先日のお祭りの時に声をかけて、うちで playdate をしました。

一緒にフリスビーをしている二人です。
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かくれんぼをしたり、公園で遊んだり、2時間ほどだったけど、
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
相変わらず言葉はダメなしほだけど、ソフィーは下手な英語でも
一生懸命聞いてくれるので、話しやすいのだそうです。
「日本に帰りたいな」なんて弱気だったしほですが、今はアメリカ
の方がいいんですって。

楽しそうなしほを見ていると、私も嬉しくなりました。
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綿あめ [日常生活]

綿あめって日本にしかないのかと思っていたけど、実はアメリカにもありました。
たまにプラスチックの大きなカップ入りのものを見るんですが、
日本でおなじみの棒つきのものもあります。

先日の小学校のお祭りでも売っていたけど、今日は放課後に
校内で売っていました。
日本の放課後クラブみたいなものが、こちらの学校でもあるんですが、
そこの資金集めのためらしく、たまにかき氷とか綿あめを売っていることが
あります。
今日の綿あめは一本50セント。
授業が終わると子供達が走って買いに行っていました。

ともみとしほにも一本づつ買ってやりました。
wata.JPG

しほがちょっと食べてしまって小さくなってます(笑)。
ピンクとブルーがあって、味が違うんですって。
これ味見させてもらったけど何だったかな?ソーダ味だったような・・・。
日本の砂糖だけの味よりおいしかったです。

Tさんが「この持つところ、いいですよね」というので、よく見ると
割り箸じゃなくて、紙でした。
ノートくらいの紙をくるくるっと円錐形に巻いてあります。
そういえば日本でも以前、綿あめを食べながら歩いていた子供が
ころんで、割り箸が喉の奥に刺さって亡くなってしまった気の毒な事故が
ありましたよね。
この綿あめなら、食べながら遊んでも安心です。
日本でもこういう危なくない、綿あめの芯があるといいですねえ。

綿あめって英語だと cotton candy っていうんですって。
そのまんまです。


ここ数日暑い日が続いています。日が沈むと涼しくて過ごしやすいのですが、
日中は真夏の暑さです。今日はTさんちのタウンハウスのプールに
誘ってもらって、子供達は泳いできたので大喜びでした。

本格的な夏はまだこれから。
一体どこまで暑くなるんでしょう・・・。
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小学校のお祭り [学校]

今日は小学校のSpling Fling Carnival and Auction。
年に一度のお祭りと聞いていて、
「へぇ~日本と同じようなことやるんだ」と思って家族で出かけてきました。
12時スタートで3時半までの予定です。

1時近くになって出かけたので、中庭はすでに大勢の人で賑わって
いました。横浜の小学校でも、毎年秋にお祭りをやるので、ちょっと雰囲気は
似ています。でも、ぐるっと構内を一周してみたら・・・、

やっぱり違う!おもしろい!

グラウンドにはこんな大型遊具が4つも並んでるし、
sube.JPG
中庭にはカラーヘアスプレーで髪に色をつけてくれるコーナーが。
日本の小学校じゃありえない!
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こちらはフェイスペインティングのコーナー。後ろでは大学の
バンドがノリノリで演奏してます。
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ともみが書いてもらったのはアヒル。
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この他にも、ボランティアのお母さん達のゲームコーナーが
あちこちにあります。

うちは8ドルでゲームし放題のリストバンドを買ったので、子供達は
どれでも自由にゲームが楽しめます。
ともみは仲良しのアリアナを見つけて、水の流れる滑り台へ直行
しました。

最初はゲームに乗り気でなかったしほも、途中で仲良しのソフィーを
見つけたので、一緒に遊具に走っていきました。
楽しそうに遊んでいるしほを見て、ちょっとほっとしました。

友達二人と一緒のしほ。ソフィーは一番左端。実は三人とも滑り台で
びしょ濡れです。
tomodati.JPG
彼女はクラスは別だけど、しほが最近いつも一緒に遊んでいる友達です。
今日は自分で「一緒にゲームしない?」と誘えました。えらい、えらい。

子供達が遊びに夢中になっている間に、私は主人とお目当ての
サイレントオークション会場に出かけました。
まず受付で登録して自分の番号をもらいます。会場内には、いろんな
商品がずらっと並んでます。
seri.JPG
商品はダウンタウンのピザ屋の商品券からパスタセットまで様々。
これらはすべてお店や保護者からの寄付で集めたものです。

なかにはこんな商品も。
「校長先生の駐車スペースを一ヶ月間使える権利」
いいなあ、このユーモアセンス。
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ユニークなのは先生達が出している商品。
「○○先生が家に来て、夜寝る前に本を二冊読んでくれる権利」とか、
「○○先生とピザを食べて、映画を見に行く権利」などなど。
こんな商品を眺めて歩くだけでも、楽しめました。

各商品の前にはこんな紙が置いてあって、表の一番上には
最低入札価格が書いてあります。
mosikomi.JPG
自分の欲しい商品を見つけたら、そこに番号と金額を書いていって、
最終締切時間に一番高い金額をつけていた人が、その商品を
購入できます。

私も何かビットしようかな~と眺めていたけど、結構高い。
ん?10ドルの商品券に15ドルの入札価格が!なんで?

ちょっと魅力的な商品だと5ドル間隔で、どんどん価格があがっています。
みんな結構太っ腹だな~。

でも途中で分かりました。要するにこれは学校への寄付を含んだ買値
なんですね。
私みたいに損か得か、なんて商品を物色しちゃいけないんです。反省。
このお祭り自体が資金集めのイベントなんですね、きっと。

子供達はたっぷり遊んで、ぬいぐるみも手に入れて、お菓子も食べて
大満足の一日でした。
でも暑かった~。
予報では華氏100度(摂氏38度)を超えるっていってたけど、真夏のような
暑さでした。校内に木が多いのがなぜだか、本当によく分かりました。
日陰がありがた~い。

こんな行事も今回一回だけのチャンス。一年の滞在は、慣れたころに
帰国だから、ちょっと残念です。








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セレブレイト デイビスに行ってきた [街の風景]

木曜日の夕方に、セレブレイトデイビスというお祭り?のような
ものがあるというので、コミュニティーパークに出かけてきました。
この日はデイビス市ができた日なんだそう。

4時半スタートで9時からは花火が上がります。

先着1500名にはエコバッグがもらえるというので、5時過ぎに行って
みたら結構賑わってました。
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デイビス市内の色々なお店がブースを出していて、各ブースを回る
スタンプラリーもあります。
着いたら受付でさっそくエコバックをゲット!って一瞬喜んだけど、やっぱり
不織布製でした。
昔は布製だったんですって。まあデイビスも財政難だから、仕方ないか。

各ブースでは粗品がもらい放題で、子供達とブースを一通り回り終える
ころには、バッグの中には、店の名前入りのペンだのワッペンだのがどっさり。
あ~あ、また余計なものが増えてしまった・・・。

でも日本だったら、こういうブースを回ったら「ど~ぞ~」って試供品を勧めてくれるん
だろうけど、こちらはなんにも言ってくれないんですよね。
まあ勝手に持って行ってもいいのだろうけど、ちょっと気がひけたので、
「一ついいですか~」といいながら、どんどんもらって来ちゃいました。

それでも所詮、粗品は粗品。ペットボトルの水と水筒が一番お得感があったかな。
エコバッグ欲しさに早く行ったけど、粗品にも似たようなエコバッグがたくさん。
な~んだ。喜んで損しちゃった。

一度家に帰ってからまた、花火を見に来るつもりだったのに、気がつけばもう8時。
うわっ、3時間も何してたんだろ。
昼の長いデイビス。8時じゃまだまだ明るすぎて、花火は上がりません。
結局図書館で暇をつぶして、花火を見て帰りました。

15分ほどの短い花火だったけど、あんなにゆったり目の前で上がる花火を見た
のは初めてです。芝生にみんなマットを敷いて、ゆっくり寝転んで見る花火は
良かった~。
帰りも5分で家に着いたし、来年の鎌倉花火に行くのがバカらしくなりそう。

のんびり、まったり。
どこに行っても人ごみが少なくて、いいなあ。
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言葉の問題じゃないんだなぁ [英語]

最近はお天気がいいと、本当に暑くなってきました。
今日も朝から半そで。日本でいうと、何月くらいだろう。
初夏の暑さくらいでしょうか。

さて、4月23日から5月3日まで、主人のお父さんが単身デイビスに
やって来て、我が家に滞在していました。
日本人の友人にこの話をすると、みんなに必ず、
「えーっ、大変ね。昼間とかどうするの?」
と言われたのですが、なんのなんの、お父さんはとっても活動的で
朝出て行ったら夕方まで帰ってきませんでした。

すごい!

最初は自転車でデイビス市内を探検することから始まり、次はバスの
シニアパスを手に入れて(コレは主人が手伝いました。乗り放題の優れもの
のパスなんです)、市内すべてのルートを制覇!
週の後半は一人でバスに乗ってサクラメントまで出かけて、列車で帰って
きました。
毎日その日の出来事をお父さんから報告してもらうのがおもしろくて、
主人とびっくりしたり笑ったり。
お弁当を用意したほうがいいかと最初は思っていましたが、「僕、ハンバーガー
とか買って食べてみたいんよ」とのこと。
最初の日は自転車で大学まで出かけ、昼は学食でピザを買って食べたそうです。
芝生の広場でオリエンテーションを受けている高校生に混じって説明を聞いたり、
構内を自転車で走り回ってみたり。一日中大学内を動き回って、家に帰ってきたのは
5時過ぎてからでした。

これを読んで「やっぱり英語が出来るっていいわね~」と思われましたか?

いえいえ、このお父さん英語は全くと言って良いほど出来ません。
あっ、全くというのはちょっと違いますね。看板とか通りの名前とか、書いてあるもの
ならそれなりに理解ができます。でも聞くほうは
「何言ってるか、速くてさっぱりわからん」のだそうです。
学校で昔習っただけという、日本人に一番多いパターンじゃないでしょうか。
そしてアメリカに来たのも、海外に一人で来たのも、実はこれが初めてだったんです。

今回お父さんが滞在した10日間で、私本当に考えさせられました。
よく日本人って、
「英語さえしゃべれれば・・・」って思いがちじゃないですか?
語学留学しても日本人だけで行動する学生の話はデイビスでもよく聞くし、
英語がしゃべれないからって一人で行動出来ない人、本当に多いです。
そういう私もその一人。
英語に自信がなくてチャレンジする勇気がないことって、たくさんあります。

でも毎日お父さんを見ていたら、「言葉の問題じゃないんだな~」と、つくづく思いました。
あの行動力と好奇心!私や主人に車で案内してもらうよりも、自分で気ままに動き回る
ほうが楽しかったみたいです。
ハンバーガーを買おうと思ったら挟む具を色々聞かれたけど、上手く通じなくて
結局チーズだけになったとか、サクラメントからの帰りにID(身分証明)がなくて、電車の
切符が買えずに困っていたら、地元の人らしきお客さんが駅員さんに掛け合って
くれたとか、話のネタはつきませんでした。

10日間、本当にお父さんには感心することばかり。
自分の可能性を狭めているのは自分自身なんだということを、つくづく思い知らされました。
英語さえ出来たら・・・なんて言ってたら、きっと一生出来ないことだらけ。
自分の度胸のなさを英語のせいにしちゃいけないんだな。反省。
まあそれでも、私一人でサクラメントまでバスで行って帰れるかな~。無理かもな~。

主人も主人の弟も、やっぱりお父さんと似たところがあって、海外もツアーじゃ行きません。
うちの娘達にも、このおじいちゃんの行動力が遺伝してるといいな。

さて、帰国後のお父さんからメールが届きました。
関空での機内検疫は一時間ほどで終わったけれど、豚インフルエンザ問題で、10日間
保健所からチェックされるんだそうです。朝晩二回の体温測定ですって。

あれから早一週間。もうこの分だと感染の心配はなさそうだから、とりあえず一安心です。
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へぇ~そうなんだ [日常生活]

実は先日、デイビス市内の中学校で生徒に豚インフルの疑いが
出たというメールが学校から回ってきました。

ついにデイビスにも来たか!と思っていたのですが、つい先ほどメールを
チェックすると、豚インフルではなかったとの新しいお知らせが届いて
いました。
とりあえず、よかった、よかった。
この中学校、実はうちの近所なんですが、二週間の学校閉鎖の予定
だったんです。

先日教室の前で子供を待っている間の他のお母さんとの会話。

私:「日本人はこの問題を結構深刻に考えてるよ。今日本に帰ったら、体調の
   チェックを空港で受けないといけないのよ」
母1:「えーっ、そんなに心配しなくていいわよ~」
母2:「そういえば、この間日本人の学生が親に言われて帰国したらしいわよ。」
母3:「豚インフルで?ほんとに~?」

なんて感じだったのですが、あれから学校からも度々豚インフル関連のメールが
届いていたし、そこにこの中学生の感染騒ぎで、関連メールが4,5回来たから、
さすがに周りのお母さん達の関心も高くなったんじゃないかなぁ~と思ってます。

でも今回の豚インフルエンザの流行で、分かったことが一つあるんです。
私、知りませんでした。
アメリカ人ってマスクしないんだ~ってこと。

不思議だったんですよ。子供の持ち帰ったCDC (米疾病対策センター)の
注意書きにも咳をするときにはティッシュで覆ってすぐ捨てましょうとしか書いて
ないし、マスクをしてる人なんて一人も見ないし。
極めつけは先日マスクを買おうとウォルマートへ行ったときのこと。
マスクはあるかと聞いた私が連れて行かれたのは、薬局コーナーでは
なく、なんと日曜大工コーナーでした。
それも日本でよく見るような四角いタイプではなくて、工事現場で粉塵
よけにしてるような、紙製のカップにゴムひもが付いた物。

「これしかないんですか~?」と思わず言ってしまいました。

それでも最近マスクを買いに来るお客さんが増えてるんですって。
へぇ~見たことないけどな。誰が買ってるんだろ。
それでも諦め切れなくて、ターゲットやドラッグストアを回ったけれど結果は
同じ。市内で唯一紙製の使い捨てタイプを置いていたライトエイドは売り切れ。
そしてアマゾンも欲しいタイプは売り切れでした。
ほんと、誰が買ってるんだろ。アメリカ人もするときあるの?

それで次の日クリステンに聞いてみました。アメリカでは咳が出るとき
マスクをする習慣はあるのかって。
そしたら、普通はやっぱりしないんですって。
へぇ~そうなんだ!思わず「おもしろーい」と叫んでしまいましたよ。

こんなところに常識の違いを発見!
で、翌日アダルトスクールでさっそく聞き取り調査を開始。
(まっ、4,5人に聞いただけですけどね)
ブラジル、トルコと、あとどこだっけな?西洋系はどうやら習慣がないことが
判明。どうやらアジアの国々ではする傾向にあるらしい。
ついでにベトナムにいる主人の弟夫婦にメールを出してみたら、ベトナム女性は
排気ガスと日焼けを気にしてほとんどといえる女性がマスクをしてるんですって。
してないのは外国人ばかりとか。

ほぉ~。

自分の思い込みが覆される瞬間って、新しい発見があって楽しい~。
風邪を引いたらマスクをしましょうと子供の頃から言われてきて、疑った
ことなんてありませんでしたよ。

マスクって効果があると思うんだけどな。
でも CDC が勧めている豚インフルの予防法の一番は手洗い。感染者の
咳やくしゃみによって汚染されたところを触ったあと、自分の口や鼻を触ることに
よって感染するからという理由です。

インフルエンザウイルスって、飛沫感染だよね。麻疹ウイルスみたいに
空気感染はしないんだよね、確か。じゃあ、感染してる人のすぐそばにいなきゃ
いいのか。
空気中を漂うウイルス付きの飛沫を吸い込むとか、感染者からの飛沫が直接自分に
かかる危険性も、病棟ならともかく日常生活ではあまりないってことなのかな。
それとも、こういうのは単に確率の問題ってこと?
CDC も症状のある人の近くには行かないようにって言ってるもんね。
でも知らずに行っちゃうこともあるしねえ。インフルエンザは潜伏期間もあるし。

あれっ?でも新型ウイルスの感染経路はまだはっきりとは分かってないんじゃなかったっけ?
空気感染の可能性だってないとは言い切れないってことか・・・。

通常のインフルエンザの感染経路ってどういう経路がどのくらいの割合なの?誰か調べて
ないかな。
なんてことを考えたり、ネットで調べたりしているうちに一日が過ぎてしまいました。
他にやらなきゃいけないことたくさんあるのに~。

それでもやっぱりマスクはしないよりマシだよねと思う私。
実は十日間、日本から遊びに来ていた義理の父が今日の便で日本に帰りました。
空港まで送っていった主人からの電話によると、サンフランシスコ空港でマスクを
していたのは、主人たち二人だけだったそうです。
でも今日の日本のニュースでサンフランシスコ帰りの女性に感染の疑いが
出たそうだし、「お父さんマスク絶対しておいてくださいね。手洗いもして
くださいね」と念を押して見送りました。
「おやじ~どうせ感染するんなら、感染第二号より一号がええよな」
なんて言ってる主人の意見は無視です。

最近豚インフル騒ぎで落ち着かんな~と思ってたけど、マスクに関するこの発見ちょっと楽しかったな。
(なんて言ってる場合じゃないか)

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アメリカの豚インフルエンザ [日常生活]

この一週間、大学のピクニックデーのこととか、色々更新したいことがあったのに、
豚インフルエンザ問題を無視して、お気楽なブログを書くのもなぁ~とついつい
更新しそびれていまいました。


豚インフルエンザ、すごいさわぎになってますね。日本で。
じゃあアメリカでは?って話ですが、拍子抜けするほど周りのアメリカ人は
落ち着いてます。
「感染者なんてアメリカ全体から見たら大した数じゃないでしょ」
「死んでるのはみんなメキシコ人だよ」
ってあたりが私の周囲の反応です。
でもねえ、となりのサクラメント郡でもすでに感染者が出てるんですけどね。
これって落ち着いてるっていうより、関心が低いってこと?
この超楽観主義の根拠が一体どこにあるのか、ちょっと理解に苦しむんですよね。

むしろアダルトスクールで会う外国人の方が、この問題への関心は高いような気がします。
先日のクラスでは「swine flu 」についてテーブルで話し合うというのをやったのですが、
同じテーブルだったブラジル人も中国人も母国での関心は高いと言っていました。
トルコ人にヨーロッパでの反応はどうかと聞いてみると、やはり関心は高い
のだそうです。「アメリカ人はあんまり深刻に考えてないよね」というのが、
同じテーブルに着いていた人たちの共通の意見でした。

ネットでニュースを見ていると(もちろん日本語サイト)アメリカ、メキシコの
感染者数ばかりが増えてますよね。
でも当然です。ここカリフォルニアだけでもメキシコ人たっくさんいますから。
デイビスにもたっくさん。
おまけに国境はノーチェックですよ。(もちろん豚インフルに関してって意味ですけどね)
日本や韓国が物々しいチェックをやっているのと、ものすごいギャップがありますね。
国境なんて人間が勝手に決めただけですから、人が自由に行き来していれば
ウイルス感染が広がるのは当たり前です。国が違うからなんて、なんの意味も
ありません。
そう思うと日本からの観光客はメキシコへは行かなくなったとしても、ロサンゼルス
へ行く人はまだ多いでしょうから、十分気をつけた方がいいと思います。

まあ確かにアメリカ人は楽観的すぎると思いますが、日本人は騒ぎすぎている
ような気がしないでもありません。飛行機内での検疫や感染者の追跡調査等、
行政の対応のことではありません。WHOの認定がフェーズ5の段階でこれ以上の
感染の広がりを防止するためには、これらは必要な対策だろうと思います。
ただそれを伝えるマスコミの報道を見ていると、「もっと冷静に客観的に
伝えてくれんかねえ~」と思うことがあります。なんだかワイドショー的だなと思う
時ってありませんか?

とにかく今は様子を見ている状態です。アメリカで感染者は増えているけれど、
今のところ軽症者ばかりだし、家に閉じこもっていても仕方ありません。
もし小学校やUCDAVIS で感染者が出たら学校閉鎖になるらしいので、そうすれば
日常、人と接する機会はぐっと少なくなります。人の多い横浜で流行るのと
デイビスで流行るのでは危険度が全然違うような気がします。ここは本当に
人口密度が低いですからねえ。
アメリカ人の意見はあてにならないので、今は自分で情報収集して、手洗いうがい
などで自衛するしかありません。

どうか主人の会社から帰国命令が出ませんように。こんなバタバタした状態で
帰るのはなんだか嫌ですぅ~。(子供のサマーキャンプだって、もう申し込んでる
んだからぁ~:←心の叫び)

この騒ぎ、早く落ち着いてくれないかな。
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旅行③グランドキャニオン&ザイオン国立公園 [旅行]

さてラスベガスを後にして、いよいよグランドキャニオンを目指しました。
ここはアメリカにいる間に、一度は行ってみたかったところです。

まず手前の町 Williams に一泊して、翌朝グランドキャニオンに向けて64号を北上しました。
私のイメージのグランドキャニオンは、”高い山の間にある深い谷”だったんですけど、
Williams からの道はこんな感じです。
totyuu.JPG
砂漠じゃなくて森なんだけど、山がありません。なんだか不思議でした。

そしてこんな森の道を一時間も走ると、グランドキャニオン国立公園に到着しました。
でも公園に入ってもまだ森なんです。観光ポイントの駐車場に入ってもまだ森。
そして、人が歩くほうへ一緒に行ってみると・・・

いきなり目の前の視界が開けました。うわぁーすごい。このすごさ、写真では伝え
きれません。
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しばらく無言で眺めてしまいました。本当にいきなり谷になってるんですね。
これもやっぱり、来て見て初めて分かったことです。

そうそう、ここでなんと!Tさん一家とバッタリ遭遇。なんという偶然でしょう。
そしてTさんたちと別れて次のポイントへ行ったら、今度はAさん一家が向こうから
歩いてくるじゃありませんかー(笑)。
ただただ驚くばかりでした。こんなところで会うなんて!こんな偶然ってあるんですねえ。

グランドキャニオンはとても広いんですが、観光できる部分は北側のノースリムと
南側のサウスリムの二ヶ所に限られています。
私達が行ったのはサウスリムですが、崖のふちに遊歩道が作られていて、子供
でも歩けるようになっていました。
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見てると怖くなります。崖の先に人がいます。あっ、柵はありますよ。
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双眼鏡で熱心に何か見ているともみ。谷のそこにあるトレイルや川が見える
んだそう。将来ここに来たことを覚えてるかなあ。忘れちゃうかもな。
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こんな風にいきなり森が崖になってるんです。サウスリムの建物がふちに
建っているのが見えますか?
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この日はサウスリムに一泊して、翌朝朝日を見に行きました。日の出時刻は
6時2分。頑張って5時40分に起きて、化粧もせずに行ったのに、あいにく
この日は曇りでした。がっかり・・・。
でも日本人多かったですね~.
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あちらこちらで飛び交う日本語、日本語。どうやらツアーの団体さん
のようでした。やっぱり日本人ってご来光好き?なんですかね。

ともみとしほは眠いし寒いし「早く帰ろうよ~」。標高が高いので朝晩は冷えるんです。
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さてグランドキャニオンをしっかり満喫した後、キャニオンを半時計周りに迂回して
ザイオン国立公園を目指しました。
こちらのルートは南から来るのとは全く景色が違いました。ずっと砂漠が広がって
います。グランドキャニオンの外では、こんなミニキャニオンもたくさんありました。
よく見ると地面がぱっくり割れています。
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この辺りはインディアンの居留区になっていて、それらしき住居が途中にいくつも
ありましたが、決して裕福そうには見えず、アメリカにおけるインディアンの人々の立場を
考えさせられてしまいました。

走りに走って、ザイオン国立公園に着いたのはもう夕暮れ近くでした。
でもここは他ともまた違った岩の様子が見られました。
なんで自然にこんな風になるんだろう?ピンク色の岩がとてもおもしろかったです。
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この日はなんとか公園外の Springdale に宿が取れたので一泊して、
翌日公園内のシャトルバスに乗って峡谷の奥まで行ってきました。
グランドキャニオンと違ってここは下から岩を見上げるかたちになります。
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午後はブライスキャニオンに行ってみたかったんですが、天気予報ではあちらは
大雪。標高がかなり高いんです。仕方ないのであきらめました。帰れなくなったら
しゃれになりません。

さーて、予定ではもう一泊のはずだったけど、どうするか・・・と、考えて、もしかしたら
帰れちゃうんじゃない?一気に!ということになりました。
そして・・・帰ってきてしまいました。
ザイオンからほとんどノンストップでデイビスまで。我が家へ帰り着いたのは夜中の2時でした。
ザイオンからデイビスまでは、ざっと計算して千キロちょっと。んー、日本より
バンバン高速飛ばせるし、渋滞もないし、道はひたすらまっすぐだし、距離の感覚が
違いますね。


車のメーターを見たら、今回の旅行で走った総距離数は2500マイル。キロじゃありません。
キロにすると4000キロです。長すぎてピンときません。
疲れるはずですね。

でも自然って本当にすごいですね。私が見たのはアメリカの国立公園のほんの一部
だけれど、気軽にこういうところに行けるのが、アメリカ生活の醍醐味のような気が
します。
こちらでの生活も残りわずか。あとどこに行けるかなあ。




旅行②子連れでラスベガス [旅行]

さてデスバレーを後にして泊まったのは Beatty 。
デスバレーから一山超えただけの場所で、ここも砂漠の延長のような町でした。
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デスバレーはほとんどカリフォルニア州なんですが、ここBeatty はラスベガスと
同じネバダ州なので、カジノがありました。

ずっと砂漠をウロウロしていたので、無性に野菜が食べたくなって、ガソリンスタンド
で生の野菜が買えるところはないかって聞いたら、
「70マイルぐらい先の店で買えるよ」ですって・・・。70マイルって・・・、
100キロ以上先ー!?

こんな所で暮らしている人たちもいるんですねえ。

さてラスベガスへ向かいます。やっぱり途中は砂漠。こんな風景が続きます。
kesiki.JPG
そして3時間くらいは走ったでしょうか。
砂漠の中に突然ラスベガスは現れます。ほんとにラスベガスって回りは
砂漠なんですね~。飛行機で来たらきっとよく分かるんだろうな。

ラスベガスはとっても都会でした。
でも観光で来たら、大体見るところは中心のストリップ(通りの名前ですよ~)
沿いに集中してます。

スフィンクスもいるし、
sufyi.JPG
自由の女神だってあるし、
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ここは大きなMGM.
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エッフェル塔だってありました。ホテルの前をジェットコースターが走ってたり
するし、笑えます。面白い街ですね。
こんなテーマパークホテルができたのは90年代に入ってからなんだそう。
主人の知り合いの人が20年以上前に来たときは、カジノとカジノの間が
とても離れていて不便だったそうです。

今はどこのホテルも客をいかに呼ぶかに知恵をしぼってるんですね。
我が家はそんな客寄せの無料ショーのはしごをしました。

まずは有名なベラッジオの噴水ショー。これは良かったですね。
場所取りもしなくてよかったし。
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ミニ水族館はしょぼすぎ。まっタダだから仕方ないか。
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無料ショーの中ではトレジャーアイランドが一番凝ってましたね。
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しっかり見たい人は池にかかっている橋で場所取りしましょうね。きれいなお姉さん
達がここからはよく見えます。

さてうちが泊まったのはここ。ストラスフィア。塔がシンボルのホテルです。
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ラスベガスはカジノでお金を落としてもらうのが目的なので、ホテルが安いことで
有名です。この部屋に家族4人泊まって50ドル。五千円くらいです。
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でも我が家のようにカジノはしないし、無料ショーのはしごで帰る客が
ホテルにとっては一番嫌な客かもしれませんね(笑)。
うちも子供がいなかったら、ショーでも見に行くんだけどな~。

ラスベガスのカジノはホテルの一番目立つところにあって、エントランスを
入るとそこはカジノ!
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写真に撮るとちょっと明るいんですが、実際はもっと暗くて雰囲気が
あります。子連れだし結局カジノはしませんでした。
カジノって結局大人のゲームセンターじゃーん、というのが正直な感想。
そういえば見たことないけど、アメリカにも日本みたいなゲームセンターって
あるのかな。

そんな私達が夜行ったのはここ。ホテルサーカス。
sa-kasu.JPG
ここは無料でサーカスのショーが楽しめるので子供達は大喜びだったけど、
めちゃくちゃ混む上にショーは30分に一度。(私達の時は45分に一度だった)
一人の人が出し物を一つやったらおしまいなんですよねえ。

で、次も見たい人はどうするかというと、ここには子供向けのゲームがた~くさん
揃ってるんです。それも掛け金が安い!
上手いこと商売するな~って思っちゃいました(笑)。だって子供が喜ぶなら
お金を使うって親たくさんいそうじゃないですか。
うちもここに泊まったら、もっとサーカス見せてやれたのにな。残念。

さてこんなラスベガスも子連れの私達には意外と広くて、歩くと
疲れました。一日しか見てないけど、これで十分かな。

さて、この次はいよいよグランドキャニオンです。まだまだ遠いぞー。
















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旅行①セコイア国立公園&デスバレー [旅行]

子供の春休みが一週間あったので、少し長期のドライブ旅行をしてきました。

行き先は、セコイア国立公園、デスバレー、ラスベガス、グランドキャニオン、
ザイオン国立公園です。
ずいぶん行き先が多いように思われるかもしれませんが、一番の目的は
デスバレーとグランドキャニオン。この二つを回るルートがとても広くて、
この他の行き先は、それをつなぐ途中に立ち寄った場所です。

今回がこちらに来て一番長い旅行です。
車のトランクに荷物をめいっぱい詰め込んで出発しました。

まずは南下してセコイア国立公園を目指します。公園が近くなるとだんだん登りが
きつくなってきます。
この季節は道端に花がたくさん咲いていて、とてもきれいでした。
朝7時半に家を出て、午前中には到着しました。
yasou.JPG
管理事務所の周りにはこんなに雪が残っていました。
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てっきり、ここにはセコイア木ばっかりがあると思っていたんですが、違うんですね。
普通の森の中に、ところどころ固まって生えています。
でも、セコイアの木って、明るい茶色なので、森の中にあると、とても目立ちます。
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写真だと普通の木に見えるけど、近くで見ると実はこんなに太いんです。
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下から見上げるとこんな感じ。
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倒れた木の中もこんな風に歩けちゃうんです。
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ここの公園の中の道は確かシーニック(良い景色)のマークが地図についてたけど、
それほど、おおーって感じじゃなかったのは、きっと日本の風景と似ているからだねえと
主人と話していました。普通の山道です。

さてこの日はデスバレーの手前の町 Ridgecrest で一泊して、翌朝
デスバレーを目指したのですが、すでにこの辺りから砂漠の雰囲気が
漂っています。
前夜は着いたのが夜中だったので、よく分からなかったんですよね。

何もない道をひた走って山を越えるとそこはデスバレー!
・・・じゃなくて、ひとつ手前の谷でした(笑)。この山の向こうが
デスバレー。でも、十分感動的な光景です。
sabaku.JPG
広くて、砂と岩の世界が広がってます。

デスバレー国立公園は福島県と同じくらいの面積があるんだそうです。
実際に来る前は地図を見て「なんでこんなに道が少ししかないんだろう」と
思ってたけど、作る必要がないということが行ってみて分かりました。
何もありません。
さえぎる物がないので、遠くまで見渡せます。
massugu.JPG

こんな砂丘もあります。大きな砂山は遠いので、手前でUターンしました。
行ったのは夕方だったけど、結構暑かったんです。
sakyuu.JPG
二人はやっぱり砂遊び。景色なんか見ちゃいませんね。
sunaasobi.JPG

デスバレーには大きな湖があって、この時期はまだ少し水があったけど、夏には
もっとカラカラになるらしいです。これがその湖。白いのは塩です。ここは昔の塩水湖
なんだそう。海抜はなんとマイナス85,2メートルです。

ここタンデスビューからの眺めは、デスバレーが一望出来て、絶景でした。
lake.JPG
こんな風に歩けるとこもあって、踏み固まってます。大人も子供も必ずちょっと
なめてましたね。もちろん私も。(きれいそうなとこをちょこっと)
やっぱり塩でした。から~い。
sioumi.JPG

ここは夏の平均気温が45℃くらいになるすごいところ。過去の記録では57℃にもなった
ことがあるそうです。
私達には時期的に、これが最後のチャンスと思ってきたのですが、それでも十分暑かったです。
車には水のガロンボトルを6本積んできて、せっせと飲んでいました。
比較的涼しい午前中に湖や砂丘は回るべきでした~。暑くて車から出るのが辛かったです。

こんな何もないデスバレーですが、私はとても良かったです。
何が良かったかっていうと、「地球って表面はこんな形してるんだー」と、よく分かったこと
でしょうか。どこの山もこんな風に地層だらけです。
yama.JPG
土と岩だけでこんなにきれいだなんて。
kinn.JPG

ガイドブックをしっかり読んできたけれど、やっぱり来て見ないと分からない
もんですね。
デスバレーの中で一泊して、二日間砂漠をウロウロしました。地層は飽きるほど
見ました。
この後はデスバレーの外の町に一泊して、翌日ラスベガスを目指しました。






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